いつきフードとは

株式会社いつきフードの企業理念を
ご紹介いたします。

いつきフードごあいさつgreeting

代表取締役の樋尾重樹(ひおしげき)

皆さん!はじめまして!株式会社いつきフード代表取締役の樋尾重樹(ひおしげき)と申します。
当社は、医療施設・介護施設・会社等の給食業務を主軸とする企業です。

創業に至った背景を少しご紹介させて頂きますと株式会社樹(介護事業)を創業する際に約200の介護施設を見学させて頂き、たくさんの知識と多くの学びを得ることができました。
しかし、それと同時に私の経営理念や信念とは異なる考えや現場を目の当たりにしました。

介護事業に関する給食業務に特化して言うのであれば、中小企業・大企業を問わず、「利益第一主義の拝金主義」とも捉えられる企業が大半であり、「食」される皆様の笑顔を第一に考え、職員に対しても「人材」と考えるのではなく「人財」として尊重する文化やワークライフバランスを整えようと試みている企業は、残念ながらほとんどありませんでした。

「食」を司る仕事というのは、人の「命」に直結する仕事だと私は考えています。介護業界での例を挙げるのであれば、ご利用者様は毎朝自身が食べたいものを選択し、「食」を通して四季の変化を感じ取られています。また、ご利用者様の会話においてもそんな「食」に関する話題も多く、「食」とは生きる活力へと繋がっていると考えています。そして、介護事業を行う中で実際遭遇することは、今日元気に過ごされていたご利用者様が明日には突然お亡くなりになるということがあります。ですから、常に「食」を提供する際に「最後の晩餐」になるかも知れないということを肝に銘じ『一食一職に一期一会の精神』をもってサービスを提供する必要があるのです。

また、給食業界の離職率を調べると業界第2位であり、5年以内の離職率は約70%と驚くべき数値となっています。
私の推測ですが、

①自身が勤める企業に対して魅力を感じていない。
②企業としての展望や経営者のビジョンが明確ではない。
③「人材」から「人財」へと成長させる人財育成システムが構築されていない。
④職員のやる気が増すような福利厚生やワークライフバランスを整えようとする試みが実施されていない。
の4点が主に考えられます。

株式会社いつきフードでは、現在介護事業を行っている株式会社樹同様に株式会社である以上一定の利潤追求は追求するものの「利益第一主義」に走ることなく、「食される皆さまの笑顔」と「職員のワークライフバランスの充実」を第一に企業経営を行って参ります。
また、株式会社樹の離職率は過去五年間を遡っても平均10%以下です。(正社員・パートを含む)
そんな経営のノウハウを給食業界でも活かし、給食業界の「黒船・異端児」として業界を変革したく考えております。

まだまだ苗木のような小さな企業ではありますが、大樹へと成長できるよう、精進して参る所存で御座いますので、引き続きのご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。